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(さいみょうじ) |
西明寺(さいみょうじ)は、承和元(834)年に三修上人が建立したもの。仁明天皇より「西明寺」の勅願を賜わる。
天台宗の寺院で山号を龍応山( りゅうおうざん)と称し本尊は薬師如来。百済寺、金剛輪寺、 とともに「湖東三山」の1つに数えられている。西国薬師四十九霊場。第三十二番札所。
織田信長の比叡山を焼打ちしたが、その直後の元亀2(1571)年に同じ天台宗である西明寺を焼打ちにした。幸い本堂、三重塔、二天門は焼失を免れた。慶安元(1642)年に三代将軍家光から三十石を拝領し、その後、天和元(1681)年に本堂・三重塔の修理が行われた。 |
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表参道
庭園入口門
国指定 名勝庭園「蓬莱庭」
二天門(重要文化財)
二天門
広目天・多門天
本堂「瑠璃殿」(国宝)
鎌倉時代の初期の純和様建築で釘を一切使用していない建造物。
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三重塔(国宝)
本堂と同じく鎌倉時代初期の純和様建築で釘を一切使用していない総ヒノキ造りの建物で塔の高さは23.7m。
堂内一面に、法華経の図解、大日如来の脇侍仏三十二菩薩、宝相華等が画かれている。 |
鐘楼
見事な紅葉
赤と黄色が美しい
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