暴走老人・ペルーのたび(ナスカ)  .
 


ナスカへの道  ◆ ナスカの地上絵
ナスカへの道

ナスカの地上絵を見学するために、朝5:00にホテルを出発することになった。
セスナの発着場がある約300km先のイカ(ICA)へ4時間かけてのバス旅行である。
強行軍は慣?れているので、車内で食べるおつまみ、飲物、そして、ヒマつぶしの音楽プレイヤーに落語を入れて乗車。

まだ、夜明け前の町を抜けて、砂漠地帯を縦断するアメリカ大陸縦断道路(パン・アメリカン・ハイウェイ)をバスは疾走する。

7時過ぎに周囲が明るくなり始める。ほとんど砂漠なのだが、ところどころで緑の畑が連なり町が出現する。水の確保が出来る場所は果物、野菜の栽培がされている。

そして、途中トイレ休憩を挟み、ようやくイカへ到着した。




パン・アメリカン・ハイウェイはアラスカのフェアバンクスから南米アルゼンチンのブエノスアイレスを結ぶ幹線道路




砂漠地帯を走る

不法占拠の家
砂漠のいたる所に見られる不法占拠の粗末なバラックの住居群。電気も水道も来ていない。ペルーでは、農村部からの人口流入によるリマ首都圏(人口972万人)への人口集中と貧困問題の解決.が大きな課題となっている。
日本の一極集中問題なんて小さい小さいと感じてしまうほどだ。

不法占拠の住宅群
ペルー では不法占拠の土地であっても、5年しのいでしまえばその土地の所有権を主張できるとのこと。
その後、不法住宅地に道が出来、やがてそこの住民からの嘆願により電気が来て、町になっていくのだそうだ。
この丘の不法占拠の町には電気が来ていて、家屋もバラックから木造、鉄筋造りになってきている。



町を走る三輪タクシー





ホウオウボク



イカ(ICA)の町
イカ(Ica)は、ペルー南部に位置し、イカ県の首都で約29万の人口を擁する。イカが成立したのは1563年と歴史的にも古い都市で、多様な文化を持った先住民が長い間住んできた町である。
砂漠の真ん中を通るイカ川が肥沃な大地を形成して、ブドウ、アスパラガス、綿、ヤシなどが栽培されている。
また、イカ近くのピスコでは、葡萄を使った蒸留酒「ピスコ」が生産されることで有名。ナスカまでは120kmのところにあり遊覧セスナ機の飛行場がある

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