ぢい散歩(勝沼・大日影トンネル)   .
大日影トンネル
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明治22(1889)年4月に新宿・立川間で開通した甲武鉄道(現中央本線)は、明治36(1903)年6月に甲府まで延伸され ました。
新宿を出発した列車は、笹子トンネルを抜け、初鹿野駅(現在の甲斐大和駅)から鶴瀬トンネ ルと深沢トンネル、そして大日影トンネルを抜けて勝沼駅に到着します。








旧勝沼駅ホーム
大日影信号所があったところに、大正2(1913)年に勝沼駅(現在は勝沼ぶどう郷駅)として開業しました。急勾配地にあったので引込線を作って駅舎を作り、ぶどうの出荷場所を兼ねて普通列車が使用することになりました。また、優等列車は引込線に入らず急勾配をそのまま登って甲府へ向かいました。



EF6418電気機関車
急勾配を登るために投入された直流型電気機関車(昭和39年製)







旧大日影トンネル菱山口(中央)左は第二トンネル下り線
昭和43(1968)年に中央本線は複線化され、その際、旧大日影トンネルは 下り線専用のトンネルとなりました。また、隣接して上下線用に新トンネル(新大日影第二トンネル)が完成したため大日影トンネルは平成9年に閉鎖されました。
旧大日影トンネルと旧深沢トンネルは、地元へJR東日本から無償譲渡され、ワイン貯蔵庫や遊 歩道に活用されることになりました。
ところが、現在(平成28年から)、耐震強度の問題で閉鎖中となっています。
 






旧大日影トンネル
中央本線は昭和6年に電化されましたが、それ以前に走っていた蒸気機関車から排煙されたススが壁面や天井に付着しています。



勝沼 ぶどうの丘
勝沼駅展望台からの「勝沼ぶどうの丘」。甲府盆地東端に広がるぶどう畑の中の小高い丘の上に建っている。甲州市が運営する観光施設で、ワインの試飲ができます。

下記は2017年9月に訪問したときのもの

ぶどうの丘
施設入口


ぶどうの丘の地下にあるワインカーヴ(地下ワイン貯蔵庫)には、200種・約2万本のワインが眠っている。専用の試飲容器タートヴァン(1100円)を購入すると試飲できるようになっている。


旧勝沼駅方向のながめ
 
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