風まかせ自遊山歩(富士登山) .
 
 
 富士山TOP

富士登山
下 山



登りよりむしろ下山がきつかった。

富士山山頂からの下山は、別ルートになっており、本八合目から九十九折りの砂地のジグザグ道を下ります。
砂ほこりが舞い上がり、スパッツをつけていないと、靴の中に砂が入って往生します。
また、砂地の坂道なので止るのにグリップが利かず、足に相当負担がかかります。
そして、下る一方の坂道を3時間以上歩き続けるたため、ヒザが笑ってしまい、足が動かずこの先どうなるかと思いました。

ようやく、六合目にある富士山安全指導センターの屋根がかすかに見えたときに、思わず「助かった?」と妙な声を上げてしまいました。

 
【富士山データ】


 富士スバルライン5合目
 (標高2305m)
 標高差:約1450m
 所要時間:
  下り:3時間30分

 



5:37下山開始
下山道は単調で位置が把握しづらい道が続きます


火山岩の砂ホコリが登山者によって巻き上げられます

これから砂礫の長い道を下ります

下に山中湖が見えます。
六合目まで滑りやすい道が続き、疲労と単調さから集中力が切れそうです。

だいぶ下ってきました

八合五尺にある山小屋「御来光館」と右上は頂上が見えます


八合目の山小屋「上江戸屋」を過ぎた所で本格的な下山道になる

砂利道が相変わらず続く。
ヒザが笑ってきた。

下山道を間違えると大変なことになる。

分岐点へやってきた

下江戸屋分岐 須走ルートとの分かれ道に到着。
間違って下りてしまう人が多いため、
パトロール隊が下山道の案内している。


単調な道が続き疲れが倍増します

この砂礫だけの姿を見ると富士山は見る山でしょうね


九十九折りを踏ん張って歩く。

大分、頂上がはるか遠くになってきた

しばし休憩するとホッとするが、歩き続ける


もう少しで七合目だ

七合目のトイレ休憩所に到着。


落石シェルター
下山道七合目のトイレを過ぎると、長かった九十九折りも終わりになります。この辺は落石の恐れが高いため、シェルターが設けられています。


しばらく歩くと、五合目からの馬が待っていた。

六合目にある富士山安全指導センターの屋根が見えた!
バンザーイ!


富士山安全指導センター
ここを過ぎてもだらだら道が続いて往生した

五合目に到着(9:20到着)
下山に3時間40分かかった


富士スバルライン五合目に到着
相変わらず沢山の登山者で溢れかえっていた。

++++++++++++++++++++++++++++++++

結局、仮眠したとはいえ徹夜の山歩きだったのですが、相当気分が高揚していたせいか疲れを感じませんでした。
しかし、朝から飲む気にならず途中下車して宴会場を探すこともなく、暴走老人5人は、そのまま自宅へ帰ることになりました

とはいえ、車内では乾杯をして帰ったのは言うまでもありません。

私の生誕72年記念富士登山に付き合っていただいたみなさんへ、厚く御礼を申し上げます。どうもありがとうございました。

  (風まかせ自遊山歩)  
 富士山TOP

| 画面上部へ戻る  |  |  |
[2017.7.25] .
inserted by FC2 system