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Museo del Prado
プラド美術館

ベラスケス像とベラスケス門(正門)
ついにプラド美術館へ行ってきました。
時間的制約のため、覗いてきたというのが正解でしょう。お目当ての絵画の展示場所を監視員のお姉さんに聞き、カミさんの後を付いて歩いての徘徊でした。
昔、小中学生のころの教科書に載っていた絵画を目の前にして「カンドー?」した自分がいました。しかし、名画を見ても、エセ文化人体質は傍目からはわかるようです。

スペインの首都マドリッドにある世界最大級の美術館。
フェルナンド7世の命により、王家によって収集された作品の保存と公開とを目的に1819年王立美術館として発足。その後、1868年の革命後に国有化されて名称もプラド美術館に変更された。

1万7000点を超える収蔵品のうち絵画は約7600点で、特に、ベラスケスの「ブレダの開城」「マルガリータ王女」、ゴヤの裸&着衣の「マハ」をはじめとし、ギリシャ出身のエル・グレコの作品群、ルーベンス「三美神」、アンジェリコ 受胎告知など有名絵画を所蔵している。

プラド美術館HP


プラド美術館 ヘロニモス門






下記の作品は
「見学ガイド」(日本語版)から
(C)プラド美術館
よけいなお世話かも・・・
作品の展示場所が変わっていることがあり、目的の場所へたどり着くのに時間を要してしまいます。そこで、館内で最初?に出会った警備員の人に、ガイドブックに掲載されている絵を見せて、展示場所の部屋番号をメモすると効率よく回れます。
スペイン語なんて話せなくても絵を指差すだけでOkです。


     エル・グレコ   El Greco
エル・グレコ(El Greco、1541 - 1614)は、現ギリシャ領のクレタ島、イラクリオン出身の画家。本名はドメニコス・テオトコプーロス

受胎告知

聖三位一体
天使が、聖母マリアに神の子であるキリストが宿ったことを伝えているところを描いた作品
人間の罪を十字架上で償ったイエス。力強く荒々しいタッチで劇的に表現されている。
[1577-79年:300×178cm ]

   ゴ ヤ   Francisco de Goya
フランシスコ・デ・ゴヤ(Francisco Jose de Goya y Lucientes, 1746 - 1828)は、スペインの画家。ヴェラスケスとともに、スペイン最大の画家

着衣のマハ
[1797−1800:98×191cm]

裸のマハ
[1797−1803]
美術の教科書で見たことがあるチョー有名な作品。
さすがに人だかりがすごかった。



カルロス4世とその家族
王妃ドニャ・マリア・イサベル(中央)、幼い子どもは第三王子ドン・フランシスコ・デ・パウラ、その隣は国王カルロス四世。
パウラ王子(6歳)はカルロス四世の子ではなく、王妃の愛人で時の宰相マヌエル・ゴドイとの間に生まれた子だそうな。・・・・ゴリッパ。
[1800年::280 x 336 cm ]

1808年5月3日
プリンシペ・ピオの丘での銃殺

1808年5月2日夜から5 月3日の未明にかけてマドリード市民の暴動を鎮圧したミュラ将軍率いるフランス軍によって400人以上の反乱者が銃殺刑に処された場面を描いた作品
[1814年:266 cm × 345 cm]



  ヴェラスケス  Diego Velazquez

ディエゴ・ベラスケス(Diego de Velazquez、1599―1660) 17世紀スペイン絵画の巨匠。セビーリャに生まれ、マドリードで没した。父はポルトガル系の貴族で、ベラスケスは母の姓。


宮廷の侍女たち(Las Meninas)1656年 

Las Meninas
5歳のマルガリータ王女取り囲んでいるお付きの待女たち。
フェリペ4世に寄り添うマルガリータの母マリアーナ王妃。
背景の鏡には王と王妃の上半身が映っている。大きなカンバスの前はベラスケス自身が描かれている。
[1656年:318 cm x 276 cm]

槍〜プレダの開城
オランダ・プレダ陥落を成し遂げたイタリア・ジェノバ生まれの将軍スピノーラ将軍が相手の提督・ナッサウから鍵を受け取るシーンを描いたもの
[1635年::307x367cm]
 


 ルーベンス
ラファエル
ルーベンス(1577―1640) フランドルの画家。
17世紀バロック絵画の代表者
ラファエル・サンティ(Raffaello Santi, 1483 - 1520)は、ダヴィンチ、ミケランジェロとともに西洋絵画の古典として後の世代の画家に多大な影響を与えた。盛期ルネサンス期を代表する画家、建築家。

三美神(Las Tres Gracias)
ゼウスの3人の女神を描いた作品。左の女神はルーベンスの2人目の妻がモデルになっている。
1635年頃:221 cm x 181 cm

 
枢機卿
帽子と着衣の鮮やかな赤と袖の白のコントラストがみごとで、展示室に入ると一番に目を引きます。
この絵の構成は、ダ・ヴィンチのモナリザに由来しているそうです。
どちらの作品でも、モデルは着席しており、体と上で三角形を形成しています
[1510年頃79 cm x 61 cm]


  アンジェリコ  Fra Angelico


受胎告知
[1426年:194 cm x 194 cm]

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