山口駅から瑠璃光寺五重塔までを歩いてみました。途中、山口市役所から県庁までの大通りは、亀山公園、博物館などが並び文化的雰囲気が溢れている落ち着いた町です。県庁から10分ほどで瑠璃光寺(るりこうじ)へ到着します。
山口市は、室町時代から大内弘世が本拠としたところで、大内義興・義隆の頃には西国一の大名として栄華を極めました。
ところで、瑠璃光寺五重塔は、応永の乱〜室町時代の応永6(1399)年に、守護大名の大内義弘が室町幕府に対して起こした反乱〜で戦死した義弘の菩提を弔うため、弟の盛見が嘉吉2(1442)年に建造したものです。
この五重塔は大内文化の最高傑作と言われる国宝で、奈良・法隆寺五重塔、 京都・醍醐寺の五重塔と共に日本三名塔の一つに数えられています。
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