ぢい散歩(山口・瑠璃光寺五重塔)   .
瑠璃光寺
 

山口駅から瑠璃光寺五重塔までを歩いてみました。途中、山口市役所から県庁までの大通りは、亀山公園、博物館などが並び文化的雰囲気が溢れている落ち着いた町です。県庁から10分ほどで瑠璃光寺(るりこうじ)へ到着します。

山口市は、室町時代から大内弘世が本拠としたところで、大内義興・義隆の頃には西国一の大名として栄華を極めました。
ところで、瑠璃光寺五重塔は、
応永の乱〜室町時代の応永6(1399)年に、守護大名の大内義弘が室町幕府に対して起こした反乱〜で戦死した義弘の菩提を弔うため、弟の盛見が嘉吉2(1442)年に建造したものです。
この五重塔は
大内文化の最高傑作と言われる国宝で、奈良・法隆寺五重塔、 京都・醍醐寺の五重塔と共に日本三名塔の一つに数えられています。



山口駅


洞春寺
洞春寺は第16番札所。元々は「三本の矢」で有名な毛利元就公の菩提寺として開基されたのが始まり。山門や観音堂は国の重要文化財。本尊は聖観音。




幕末には萩から山口市に藩庁が移されて、明治維新の中心的役割を果たしています。


露山堂茶室と庭園




沈流亭
西郷吉之助、大久保一蔵と木戸孝允、伊藤俊輔(博文)らが薩長連合の密議を重ねたといわれる


瑠璃光寺





高さ31.2m
奈良・法隆寺五重塔、 京都・醍醐寺の五重塔と共に日本三名塔の一つに数えられている



サビエル記念聖堂
フランシスコ・サビエルは、天文18(1549)年、キリスト教の布教をめざして鹿児島に上陸した。その後、各地を転々としながら山口へやってきた。この地では大内義隆から与えられた寺を説教所として、6か月間にわたって布教活動を行った。
このサビエル記念聖堂は、フランシスコ・サビエルの来山400年を記念して昭和27年に亀山公園に建てられたもの。しかし、平成3年9月に火災により焼失してしまい、その後、平成10年4月に再建された。
2本の高い塔を背負う独特の形は、「水」「光」「テント」をテーマに建築されている。


2本の高い塔が特徴的な教会

サビエル記念聖堂

フランシスコ・ザビエル像

ルルドの聖母マリア像

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