風まかせ★自遊山歩(長野・蓼科山ハイキング) .
蓼科山の花     

蓼科山  
大学時代の仲間もあと数年で70歳入りとなり、今やすかっり「もうろく学園」の名がなじんできたお年頃になってきました。
家に居場所がない、あるいは、(家族から)家に居てほしくない人NO.1に選ばれて、今年も家族に喜んで送り出されたという元気な老人が7名達が集まりました。
今回は、足を痛めて参加できなかった友に配慮?して、ゴルフは中止として2日間山を歩きました。しかし、元気だなぁ・・・・。

蓼科山・将軍平(2350m) 
 ★1日目: 赤岳展望コースハイキング
【蓼科山】

古くから山岳信仰の対象とされた蓼科山は、八ヶ岳連峰の北側に位置しており、その姿は、すり鉢を伏せた円錐形をしていて、別名諏訪富士の名の通り優美なコニーデ型の火山です。

今回は、白樺湖から夢の平道路を経由して7合目まで行って標高差約600mですが頂上までの最短距離を登ることになりました。

登山口の7合目には駐車場があり、私達が到着した9時にはほぼ満車状態でした。
中高年の登山者も多く姥捨て山の状態ですね。

蓼科山は、姿かたちから想像できない山で、岩が転がる急坂のガレ場をやっとのことで登り切り昼ごろに到着。
日頃、人生を甘く見てきた私達は、ごまかしのきかない自然から、散々お仕置きを受けたのでした。

蓼科山(2530m)


 


登山道入り口〜針葉樹林帯(約20分)

7合目登山口を9:10に出発

準備運動をしっかりと

苔の緑が目に優しい、シラビソの原生林

ここからは馬も登れないという「馬返し」

馬も返すというこの先が大変なことに・・・・。

天狗の露地分岐点

天狗の露地
標高2100m付近に岩場が広がる


天狗の露地から将軍平へ 

ザンゲ坂
馬返しの意味がよくわかったザンゲ坂
ガレ場で勾配がさらにキツくなる

ザンゲ坂

ザンゲ坂だけに
「何でこんなところに来たの」とグチがでる

延々とこのような急坂が続く。


2時間近くを歩き将軍平(標高2353m)に到着。

将軍平(2350m)にある蓼科山荘。前方の山が蓼科山(2530m)
標高差たったの180mなので、これで一安心・・・・?。


将軍平から頂上へ
 
ところが、くさり場もある岩場の急坂が続く

上から仲間の老人が転げ落ちそうになってきそうで心配

後ろは前掛山(2353m)。写真中央は将軍平にある蓼科山荘 

世の中をうまく立ち回った人たちも、妥協を許さない山に勉強させられます。




ようやく山頂ヒュッテが見えてきた
 

山 頂
 
山頂ヒュッテの前の案内版
 
山頂ヒュッテ(右青い屋根)からしばらく岩の上を歩くと山頂三角点へ着く

山頂
山頂は直径200mほどの台地になっていて、1m内外の大きな溶岩で覆われている。このため樹林が育たず360度の展望が広がっている。



頂上
 
山頂三角点から動けず展望台まで歩けない人たち

展望台

山頂の中央に鎮座する奥社。
その先に展望台がある

元気な(やっかいもの)老人達は
山頂西側にある展望台へ


 

2009年にもうろく学園で登った北横岳。
南峰(標高2473m)と北峰(2480m)
 
八ヶ岳を眺めながら汚れた心を洗い流す「もうろく学園」生徒


 
白樺湖方面を臨む
 
八ヶ岳連峰


下山して振り返ると蓼科山(中央左)と北横岳の雄姿が我々の健闘を称えてくれていた?
    ★1日目: 赤岳展望コースハイキング  蓼科山の花   

  (風まかせ自遊山歩)

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[2012.9.5] .
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