北海道・稚内から西へ60kmにある礼文島は、利尻礼文サロベツ国立公園(1974年指定)の一角をなしている日本最北の離島です。
周囲72km、総面積82k㎡の礼文島は、標高490mの礼文岳を中心に南北29km、東西8km の細長い島で全体になだらかな丘陵が広がっています。(人口は約3400人)
島には、高山植物の花々が咲き乱れ、その数は約300種類あると言われています。そのために別名「花の浮島」とも呼ばれています。
開花が始まる6月から8月にかけては大変なにぎわいを見せていて、どこから溢れ出たかと思うほど我々のような老人たちが徘徊しておりました。
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因みに、すっかりオバチャン化した私たち老人二人は、全くの行き当たりばったり風の旅だったので、宿屋のオヤジから「弁当も持たず、良く礼文を歩こうと思ったネ。こんな計画性のない人たちははじめて・・・・」と、叱られてしまいました。
70歳近くの老人を叱ってくれる人など、最近はいないので感謝の気持ちで思わず手を合わしてしまいました。
宿のオヤジは口は悪いが親切な人で、島に1軒しかないというコンビニに連れて行ってくれて、さらに、ハイキングコースの入口まで案内してくれました。
オヤジさんのご機嫌ナナメの理由は、朝の掃除で忙しい時に、「迎えに来て」と身勝手な電話したからと、直観しました。(でも、港の観光案内の人が電話してみろというから連絡したのですが・・・・。老人は、人のせいにしてはいけませんね)
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