風まかせぢい山歩(サロベツ原生花園) .
北海道・サロベツ原生花園  

利尻礼文・サロベツ国立公園

1974(昭和49)年に指定された日本最北端の国立公園。利尻・礼文の2島と、稚内の抜海(ばっかい)から稚咲内海岸、さらに豊富・幌延の1市2町にまたがるサロベツ原野を含む。北海道屈指の雄大な自然景観、動植物とのふれあいに魅せられ、訪れる人があとをたちません。
[環境庁HPから]


JR豊富駅
サロベツ原生花園にはこの駅で下車
アクセス:
JR豊富駅からバスで湿原センターへ。ただし、日に3便しかなく、帰りは駅前タクシーを呼ぶことになる。(この駅にはタクシーが一台しかないので、事前に予約しないと大変なことになる)


豊富駅のメインストリート
左の白い建物がタクシー会社
この駅に1台しかないというタクシーの運転手さんは超親切な人だった。
料金精算後、私達が帰りの列車で飲む酒とつまみをどうしようと言っていると、運転手さんはコンビニまで案内してくれて買い出しを手伝ってくれました。
 
旭川まで特急「スーパー宗谷」で。
この日はJR北海道の「おおぞら」型列車のエンジントラブルがあり、稚内発の3本の特急の一つである「特急サロベツ号」が運休となり、最終の特急は大変な混雑だった。車内は、私達みたいなお爺さんお婆さんばかり乗っていた。



サロベツはアイヌ語の「サル・オ・ペツ」~葦原を流れる川が語源とされています。
そのサロベツ原生花園は北海道北部の豊富町 と幌延町の海岸線沿いに広がる湿原地帯。
その中心となるサロベツ湿原センターは、2011年に三井東圧工場の泥炭採掘跡地に移転した施設。以前の場所は、乾燥化が進み、ササの侵入でどうしようもなくなり現在地に移転したそうです。

この原生花園には全長1.0kmの木道の自然観察路があって、途中の2ヶ所の展望台からは、遠くに咲く花を観察できる。双眼鏡は必須ですね。

高山植物が平地の湿原に咲くので、6~7月上旬には、エゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)が一面に咲き乱れ見事な景観を見せてくれます。


サロベツ湿原センター入口
サロベツ原野は北海道最北端に広がる広大な泥炭地帯で、広さは2300haもの広大な湿原

サロベツ湿原センター
サロベツ湿原形成の歴史や自然などがパネルやビデオなどでわかりやすく紹介されています。
2階からは湿原が一望でき、自然観察のポイントとしても紹介されています。
吉永小百合さんの映画「北のカナリア」のロケ地にもなりました。

湿原センタ―内部には
パネルで湿原の成り立ちなど詳しい説明がある


 

木道

エゾカンゾウ

展望デッキ



サロベツ湿原/ エゾ・カンゾウ(ニッコウキスゲ)の群落

エゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)

エゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)

カキツバタ

エゾノサワアザミ

サワラン

今年はコバイケイソウの当たり年だという

フランスギク

ワタスゲ

泥炭採掘車が展示されている



併設されているレストハウス

あげいもセット
揚げイモ(上)、揚げ餅、牛乳のセットが300円
ジャガイモでできた揚げ餅がサイコーにおいしかった。


  (風まかせ自遊山歩)

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[2013.7.7] .
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