風まかせ自遊山歩(五色沼と諸橋近代美術館) .

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五色沼と諸橋近代美術館

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磐越西線の車窓からの磐梯山

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毘沙門沼

磐梯山



毘沙門沼


磐梯山


諸橋近代美術館

諸橋近代美術館
この美術館はお勧めの場所です。
スペインが生んだ絵画の巨匠サルバドール・ダリ(1904~1989)のアジアで唯一の常設美術館です。

スポーツ用品のゼビオ(本社:福島県郡山市)の創業者・諸橋廷蔵(1934~2003)さんが約10年に亘って収集した美術作品群を1999年に故郷に美術館を作って展示している施設です。
こういう方が居ないと、日本の文化事業は成り立たないのですね。

諸橋近代美術館は、五色沼・裏磐梯ビジターセンターから徒歩5分の距離にあり、五色沼を訪れる際には時間を取って訪問されることをお勧めします。年中企画展をやっていて、いつ行っても楽しめます。









サルバドール・ダリは、スペインが生んだ20世紀を代表する天才画家。あのヒゲが妙に印象的な画家です。
絵画、彫刻、版画、舞台装置や衣装デザイン、映画制作と何でもできてしまうので、自身も天才と言っていたそうです。

晩年のダリの作品群はメッセージ性の強いものが多く、人それぞれに色々なことを考えさせてくれますね。



ビキニの3つのスフィンクス1947


ダンス(ロックンロールの七つの芸術)1957


カルメンの挿絵1970
アメリカの日本への原爆投下に大きな衝撃を受けて描いた作品。
(絵の中にアインシュタインとフロイトが隠れている)
2人の男女が体をくねらせてつくる形態が実は「DALÍ」のシルエットが重ねられている。  イヤホン・ガイドから流れるビゼーのカルメン組曲を聞きながら作品を観賞するというアイデイアは素晴らしかったですね。
 ◆本物は現地で◆  







テトゥアンの大会戦(油絵) 1962年
    (C)諸橋近代美術館
19世紀の画家フォルトゥーニの描いた「テトゥアンの大会戦」をもとに製作された絵画で、騎馬兵の中にダリ本人と妻ガラの姿が描きこまれています。この迫力ある絵は美術館で見ることをお勧めします。
 
 (風まかせ自遊山歩)    塔のへつり

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[2017.11.13] .
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