◆ たびたび 御免!・八重山/西表島  
 
西表島 (いりおもてじま)

特別天然記念物・イリオモテヤマネコで有名な西表島(いりおもてじま)は、沖縄県八重山郡竹富町に属し、石垣島より大きい八重山諸島最大 の島です。
島の90%が国有林で亜熱帯のジャングルになっています。
石垣港から大原(仲間)港まで船で35分程度。

1968(昭和43)年3月 ・・・・ ナント!今から45年前に、ここに来ていたのです。船のターミナルやクルーズ船は新しくなっていましたが、仲間川流域はあのときの風景と全く同じ(・・・・と思うのですが)なので、びっくりしました。
開発が最小限に抑えられているということは喜ばしいことですね。
 


かつて西表島は、マラリアの発生地であったため、定住することが困難な場所であった。特に、第二次世界大戦末期に、石垣島や波照間島の住民が西表島に強制疎開を命じられたが、多くの住民がマラリアにかかり死亡したといわれている。これを戦争マラリアと呼んでいる。
戦後、米軍によりそれを媒介するハマダラ蚊の撲滅作戦が行われた。

西表島


渡船・・・・石垣港から35分

西表島・大原港ターミナル


仲間川クルーズ

仲間川マングローブ・クルーズの遊覧船


西表島・仲間川は全長17.5kmで島内では浦内川の次に大きな川。

その河口から上流の6.5kmにわたって広がる日本最大のマングローブ林を船に乗ってクルージングできます。
まるでアマゾン川(行ったことはありませんが)を下っているような気持ちになります。

仲間川流域には、樹齢400年といわれる「サキシマオウノキ」や「ノコギリガザミ」など、珍しい動植物が生息し、貴重な自然環境が保存されています。

遊覧船所要1時間10分。 「大人:1,500円」




マングローブの林
仲間川下流にあるマングローブの林。オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギダマシなどの「ヒルギ」類を総称してマングローブと呼んでいる。日本にあるマングローブ7種類のうち6種をここで見ることができる。


マングローブは地に足がついてない(まるで私のこと?)ので、増水や台風ですぐ倒れてしまう。





仲間川マングローブ・クルーズの折り返し点になっている「サキシマオウノキ」の巨木のある桟橋

樹齢400年といわれるサキシマソウノキ。高さ約20mにおよぶ日本最大の個体

根元が扇のようになっているのが特徴 

サキシマオウノキ

ヤエヤマヤシ






ヤエヤマヤシの群落
世界に3ヶ所しかないヤエヤマヤシ群落のひとつ「天然記念物ウブンドルのヤエヤマヤシ群落」




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