ボサノヴァの生みの親の一人と言われているブラジルを代表するミュージシャン兼作曲家、アントニオ・カルロス・ジョビン(1927.1.25〜1994.12.8)。
20世紀100年間の印税No.1といえば4人組のビートルズなのですが、これが一人あたりの印税となるとカルロス・ジョビンになるのです。
彼の代表曲「イパネマの娘」をはじめとした多くの作品は、たとえ彼の名を知らなくとも、彼の音楽を聴いたことがない人はいないでしょう。
ジョビンの音楽は、ブラジル近代音楽の父と称されるピシンギーニャやエイトル・ヴィラ=ロボスの影響を強く受けており、また、ショパンやラフマニノフなどクラシックの音楽家からの影響も大きかったといわれています。
生前、よく自宅で弾いていたといわれるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、彼のお気に入りの曲で、その曲のハーモニーが彼の作品に大きく反映されていると言われています。(ソチオリンピックでフィギュアスケートの浅田真央さんが、フリーで踊ったのはこの曲)
そこで、今回、当稲門会会員(幹事)でもあるピアニスト・曽山啓一氏により「カルロス・ジョビンとロシアの作曲家ラフマニノフ」について興味深いお話と音楽の弾き語りを交えてのコンサートが開催されました。
ゲストに女性ボーカリスト・村松藍子さんをお迎えしての楽しいコンサートとなりました
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