「とちぎ秋まつり」は、明治7年(1874)にはじまりました。県指定有形民俗文化財の山車6台の他に2台の山車、獅子頭を合わせ9台が5年に一度大通りを練り歩きます。今年は「栃木商工会議所創立110周年」記念として特別に2003年11月14日(金)〜16日(日)に行われました。定例の開催年は2006年です。
この「とちぎ秋まつり」に参加した人形山車は6台で、14時から「蔵の街大通りまつり会場」を巡行し、囃子・所作の踊り手の競演が行われ飛騨高山の「高山祭」のような盛大な祭りでありました。3日間で約50万人の観光客が訪れました。
山車は、江戸末期から明治時代にかけて作られた江戸型人形山車で、見事な彫刻と刺繍がほどこしてあり、職人たちの優れた技の結晶を見ることができます。
なお、秋まつり会場の中心に山車会館があり、県指定有形民族文化財であるこれらの山車の保存も兼ねて3台の山車を常時展示しています。
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