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タイ
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タイの言葉で「天使の都」(クルンテープ)と称されるバンコクは、微笑みの国タイの首都です。
そのバンコクは壮麗な寺院と近代的な高層ビルが立ち並び、古きもの新しきものが混在するエネルギッシュで、エキゾチックな町です。かつて「東洋のベニス」と讃えられた水の都は、今も大きく変貌していますが、一歩裏道に入ると昔とかわらぬ風景があります。そして、早朝の水上マーケットでは運河を行き交う人々の明るい声がこだまし、古きよき時代のバンコクを彷彿とさせます。
夕方のチャオプラヤ川。夕闇に浮かび上がる岸辺の寺院。涼風が顔をかすめ、心地よい開放感が体にあふれます。
王 宮
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白壁に囲まれた20万平米の敷地内には、歴代の王により建立されたきらびやかな宮殿群が建ち並びます。当時の芸術の粋を尽くして建造された建物や調度品には、金や宝石が散りばめられ、権力と財力の象徴であったことがわかります。
現在は、国家的儀式や祭典の場、迎賓館として利用されています。
王 宮
チャクリー・マハ・プラサート宮殿
ワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院):
1782年、現在も続くラタナコーシン(バンコク)王朝がチャクリ王(ラマ1世)によって建国された際、新たなる王朝の中心として建設されたのが王宮とその隣にあるワット・プラケオです。タイで最高の地位と格式を誇る仏教寺院であり、王室の守護寺。王室専用であり、タイで唯一僧侶のいない寺院です。ヒンドウー教の神話をもとにしたラーマキエン物語の描かれた本堂には、高さ66cmのヒスイでできた本尊が安置されています。
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ヤックは寺院を守る魔よけの役目をしています
寺院を支えるヤック
キンリー像
ドゥシット・マハ・プラサート宮殿
ラマ一世により王宮内で最初に建てられた宮殿ですが1789年に火災により焼失し、その後建て直されています。建物は十字型となっており幾重にも重なった構造の屋根はタイ独特の様式で見事なものです。
ワット・ポー:
1788年にラマ1世によって建立された、バンコク最古にしてタイ最大の寺院。
「リクライニング・ブッタ」と呼ばれる光り輝く釈迦仏がたおやかな姿で横たわるバンコク一大きな境内をもつ寺。ここはまた、伝統的タイ・マッサージの総本山になっています。
写真の仏塔は陶器やガラスのようなものが沢山ちりばめられており、太陽の光を浴びて鮮やかに輝いています。
仏塔の中は王族たちの遺骨が納められているそうです
。
ワット・アルン :
三島由紀夫の小説・豊饒の海第3巻「暁の寺」のモチーフにもなった壮大な寺院です。陶器の破片に覆われた高さ79mの大仏塔が朝日を浴びてきらきらと輝く様や、夕日を背に浮かび上がるシルエットはすばらしいです。
水上マーケット:
「東洋のベニス」と呼ばれていた頃の古き良き時代の面影を残す水上マーケットは、バンコク市内のワット・サイにあります。
船がチャオプラー川から狭い水路に入りゆっくり進むと、新鮮なフルーツや野菜、肉、魚介を山積みにした小船が行き交っています。観光客を乗せた船が近ずくと小船が寄ってきます。さすがに、生ものは敬遠していたのですが、ドリアン売りのおばさんがいたので誘惑に駆られ買ってしまいました。生まれて初めて食しましたが言われているほど臭くはありませんでした。
しかし、この水上マーケットも都市機能の充実で半ば観光用となっています
。
水上バス
民家
洋品店
ドリアン売り
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