インターラーケンはユングフラウへの登山基地。トゥーン湖とブリエンツ湖の2つの湖にはさまれているため、インターラーケン(湖の間)の名が生まれた。ブリエンツ湖とトゥーン湖の間にはアーレ川が流れている。 なお、19世紀に外国人等が訪れるなどしたため、町全体がリゾートの雰囲気をもっている。オスト(東)とウエスト(西)の2つの駅があり、その間の約1kmがヘーエ通りと呼ばれメインストリートとなっている。 東駅からは、ユングフラウへのBOB(ベルナーオーバーラント鉄道)や、ルツェルン行のSBB(スイス国鉄)のブリューニック(Bruenig)線に乗り換えることができる。 |
インターラーケン:ホテル・シャレー・スイス(B) |
ヘーエマッテ公園:中央奥にユングフラウが広がる |
ユングフラウ・ヨッホへの玄関口インターラーケン・オスト駅 |
ユングフラウの鉄道は、3つの鉄道により構成されている。インターラーケン東駅から、途中で分かれて、もう1つの観光起点グリンデルヴァルトとクライネシャイデックまでを結ぶベルナーオーバーラント鉄道(BOB)、その2地点に接続してクライネシャイデックまでを結ぶ、ヴェンゲルンアルプ鉄道(WAB)、クライネシャイデックから最高所駅のユングフラウヨッホまでが、ユングフラウ鉄道(JB)となっている。 |
ラウターブルンネン: インターラーケンの南、約10kmにある氷河に削られた渓谷の村。オスト駅から25分、列車の後部は途中でグリンデルワルト行きに切り離される。駅前からは、巨大で、迫力満点の急峻な岩壁を落ちる落差300mのシュタウプバッハの滝が、崖の高いところからここの町に一気に注いでいた。 |
クライネシャイデック
クライネシャイデック WAB登山鉄道の終着駅クライネシャデック駅は標高2061mにある。 ここからはアイガー、メンヒ、ユングフラウというスイスアルプスを代表する山々の美しい風景を楽しむことができる。 |
クライネシャイデックからアイガー、メンヒ(右)を望む | アイガー北壁はヨーロッパの三大北壁の一つとして有名 |
メンヒ(中央)とユングフラウ(右奥の白い山) |
クライネシャイデック(標高2061m)から最高所駅のユングフラウ・ヨッホ(標高3454m)までは、ユングフラウ鉄道(JB)に乗って登ります。クライネシャイデック駅から登山電車は5分?間隔ぐらいに順次出発します。しばらく草原を走るのですが、前後に赤い車体の列車が登って行くさまは本当に絵になります。このあと、列車はアイガーの山腹の岩盤をくりぬいたトンネルの中を進みます。列車は40分かけて登ります。 全長7.1km、標高差1100mのトンネルは100年も前に出来たそうでビックリしてしまいます。 |
アイガーの岩盤の途中駅で途中登り下りの列車交換のため約5分間停車します。
特に、アイガーヴァント駅はアイガー北壁にあり窓から下界を眺めることができます。
アイガーヴァント駅(2865m) |
アイスメーア駅(3159m) |
ユングフラウ・ヨッホ駅(3454m) |
ユングフラウ・ヨッホのスフィンクス展望台
ユングフラウ・ヨッホからみるアレッチ氷河 |
スフィンクス展望台からみるユングフラウ |
氷の宮殿 |
ユングフラウヨッホ駅は山の中で、ここからエレベータに乗り、標高3500mの展望台に行きます。
天気は快晴ですが、強風で飛ばされそうになります。
スフィンクス展望台からは、、ユングフラウの雄姿が目の前に迫り、
反対側には広大なアレッチ氷河が広がります。
ユングフラウは4158m。ベルナーオーバーラント山群の中では2番目の高さです。
ユングフラウ・ヨッホから再びクライネシャデックへ到着。 ここから、グリンデルワルドへはベルナーオーバーラント鉄道(BOB)で下ります。 進行方向左側がベストポジション。 ← アイガー北壁の下に広がる町がグリンデルワルト |
クライネシャデックからグリンデルワルトヘ (絵葉書) |
線路脇には牛が鈴をつけて放牧 |
グリンデルワルトの街
アイガー北壁を望むグリンデルワルトの街 終着駅グリンデルワルト グリンデルワルトは標高1034m。アイガーとベッターホルンのふもとにあるスイスを代表するアルペン・リゾート。オスト駅から40分。ハイキング・コースの拠点として、また冬にはスキー・リゾートとして、世界中から観光客が集まり、インターラーケンと人気を二分している。 |