ぐるっとスペイン(トレド)  .
ぐるっと スペイン TOLEDO
トレドはマドリッドから南へ70kmのところにある中世の町。人口は6万人。
三方をタホ川に囲まれている城塞都市である。

タホとは崖、谷という言葉で、そのタホ川が緩く半円形を描くように流れており、その半円を切り取り、そこに城壁を築いて町としたものである。

イベリア半島は、6世紀に西ゴート族が入って,トレドは西ゴート王国の首都として栄えた。
しかし、8世紀にアラブ(イスラム教)に西ゴートは駆逐され、11世紀まで
イスラム教徒が支配した。
キリスト教国による、718年から1492年までに行われたイベリア半島の再征服=レコンキスタ(国土回復戦争)の勝利のすえ、キリスト教徒はトレドをスペインの首都に決定、1561年フェリペ2世がマドリッドへ遷都するまでトレドは首都として続いた。


トレドは、町全体が中世そのままの姿で保存されており、しっとりとした街の雰囲気はサイコーです。





大聖堂(尖塔)

アルカサル(宮殿)


旧市街

旧市街の路地

敵に攻め込まれても路地が迷路のようになっていてなかなか宮殿へはたどり着けないようになっている


エル・グレコの家

画家のエル・グレコはこの地が気に入り住んでいた。

大聖堂


大聖堂
13世紀に建造されたスペイン・カトリックの総本山

大聖堂に隣接する市庁舎
大聖堂の内部
ゴシック様式の特徴である細い柱を束ねたような柱

プエルト・ラピセ


サント・トメ教会

エル・グレコのの最高傑作のひとつ『オルガス伯爵の埋葬』があるサント・トメ教会(塔のある建物)
入り口から階段を下りたところにその絵があるが、右の絵のように、鮮やかではない。


1586-1588年
460×360cm | Oil on canvas |


荒れ果てていたサント・トメ聖堂の再建に尽力し、1323年に没したオルガス伯爵(ゴンサロ・ルイス・デ・トレド)の逸話を題材に描いた。



旧市街からのサン・マルティン橋
 サン・マルティン橋

サンマルティン橋の出入口は要塞と門で守られ二重の防御が施されています。
旧市街への橋はこのサン・マルティン橋のほかに東にあるアルカンタラ橋の二つです。

この橋は13世紀ごろに架けられて現在でも頑丈な雄姿を残しています。

サンマルティン教会

対岸からの旧市街
右上がサンマルティン教会

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