トレドはマドリッドから南へ70kmのところにある中世の町。人口は6万人。
三方をタホ川に囲まれている城塞都市である。
タホとは崖、谷という言葉で、そのタホ川が緩く半円形を描くように流れており、その半円を切り取り、そこに城壁を築いて町としたものである。
イベリア半島は、6世紀に西ゴート族が入って,トレドは西ゴート王国の首都として栄えた。
しかし、8世紀にアラブ(イスラム教)に西ゴートは駆逐され、11世紀までイスラム教徒が支配した。 |
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キリスト教国による、718年から1492年までに行われたイベリア半島の再征服=レコンキスタ(国土回復戦争)の勝利のすえ、キリスト教徒はトレドをスペインの首都に決定、1561年フェリペ2世がマドリッドへ遷都するまでトレドは首都として続いた。
トレドは、町全体が中世そのままの姿で保存されており、しっとりとした街の雰囲気はサイコーです。
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