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ぐるっと スペイン Alhambra


アルカサバ

カルロス5世宮殿

メスアールの間

アラヤネスの中庭

ライオンのパティオ

アルハンブラ宮殿MAP

スペイン観光の中で最大の見所・・・・アルハンブラ。
F・タルレガの名曲『アルハンブラの思い出』の哀愁に満ちたメロディーがグラナダの町を歩くと自然と頭の中に流れてくるようです。
グラナダの町は、古都と呼ばれるにふさわしい落ち着いた雰囲気の中にあります。

そして、アルハンブラ宮殿は、そのグラナダを見下ろすアルバイシンの丘の上に築かれています。

711年にイベリア半島に進出したイスラム勢力は瞬く間に半島を制圧した結果、各地でイスラム文化が花開きました。
アルハンブラとは「赤い城」という意味で、1238年にナスル朝ララマール王が宮殿の建設に着手、以後21人の王達の手によって増改築が重ねられていきます。最も宮殿が大きな変貌を遂げたのは、ユースフ1世とその息子のムハンマド5世の時代です。

しかし、キリスト教勢力がこれを徐々に押し戻し、1492年にはイスラム最後の砦であったグラナダが陥落し、イベリア半島は再びキリスト教勢力のものとなりました。
宮殿は、主にアルカサバ、王宮、ヘネラリーフェ、カルロス5世宮殿と4つの部分から成っています。


ヘネラリーフェ離宮 

アセキアの中庭

アルハンブラ宮殿全景

フラメンコ

Alhambra


入場門の一つ「裁きの門」

アルカサバ
断崖絶壁の上に築かれた天然の要塞で、アルハンブラの中では最初に造られたのがこのアルカサバ(砦)です。塔に登るとグラナダの街を一望することができます。
朝陽を浴びて城壁が赤く染まることからアルハンブラとは「赤い城」の意味もあるとか。
しかし、最近の研究では王の名前からきたのではという説の方が有力らしい。

カルロス5世宮殿

カルロス5世が、1526年にミケランジェロの弟子に建てさせたもの。
キリスト教勢力の優位を示そうとしたためか、外壁は四角い建物で、丸い中庭をもつ典型的なイタリア・ルネサンス様式の造りになっています。

現在では、この建物は音響効果に優れているため、夏にはグラナダ国際音楽舞踏会祭の会場として利用されているそうです。



メスアールの中庭

美しい漆喰細工を施した壁のある中庭は、民衆の訴えを聞くための場所だそうだ
 
偶像崇拝を禁止したイスラム教では、装飾としての幾何学紋様などが発達した。

アラヤネスの中庭

コマレスの塔側から見たアラヤネスの中庭 。後ろの建物はアランブラ宮殿を破壊して造ったカール5世宮殿。

アラヤネスの中庭の中央には、長さ34.7m、幅7.15mの大きな池があり、水面が水鏡となって建物が逆さに映るという大変美しいパティオです。
 池の周囲に天人花(アラヤネス)が植えられていることからこの名前が付けられたそうです。


コマレスの塔

水面に映るコマレスの塔

ライオンの中庭

アルハンブラ宮殿の中で、最も有名な「ライオンのパティオ」。
中庭の四方を124本の大理石の柱が林立する優雅な回廊に囲まれたこの場所は、王のハーレムになっていて、王様以外の男性は入ることは許されなかった場所だそうだ。


ライオンの噴水(裏画面補修前)
現在複製の製作中でライオンは居なかった
中央には、水盤を支え、水を口からほとばらしている12頭のライオンは、その昔は1時間ごとに1頭が水を噴き、水時計の役目を果たしていたそうです。



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