城下町てくてく歩き(墨俣一夜城) .
城を訪ねて、てくてく旅

(岐阜県・大垣市)
 



墨俣一夜城(模擬天守閣)
現在の墨俣城は歴史資料館として平成3年4月に開館した。また、この模擬天守は史実上の外観とはまったく異なるもの。
墨俣(すのまた)城は長良川と犀川が交わる三角州にあります。
戦国時代以前から洲股は、交通・戦略上の要衝の地で、しばしば取合いの舞台となっていたところです。

織田信長の美濃侵攻にあたって、信長は佐久間信盛や柴田勝家に洲股砦の建設を命じましたが斉藤勢(義龍)に阻まれ、失敗に終わります。
その時、木下藤吉郎が「7日間でつくって見せる」と信長に言上して、永禄9(1566)年に藤吉郎は洲股砦の構築に入ったのです。
そして、蜂須賀小六正勝・前野小右衛門長康、山方衆など2000有余人で、闇夜に紛れて上流から資材を流して一夜のうちに築城したといわれています。

しかし、一夜城の話は江戸時代に作られた"作り話"ではないか? また、藤吉郎が一夜城そのものを築かなかったとする説もあるようです。







『前野家古文書』による築城の内容

一夜城と言われる楼閣


信長の美濃侵攻にあたっての攻略図



藤吉郎といえば馬印でもある千成瓢箪。
願い事を書くと成就するという


現在の墨俣一夜城は大垣城天守を模して平成3年に完成

桜の開花標準木



長良川西岸にある洲股(墨俣)にある一夜城。









白髭神社
豊臣秀吉が祀られている豊国神社から分祀された

長良川沿いの桜並木


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