城下町てくてく歩き(滝山城) .
城を訪ねて、てくてく旅

(東京都・八王子市)
 


滝山城城跡


HP:よみがえる滝山城
(C)特定非営利活動法人 滝山城跡群・自然と歴史守る会

滝山城は2017年4月6日に日本城郭協会が創立50周年を記念して選定した「続日本100名城」に登録されました。
地元でも、この登録に合わせて、城跡の整備が進めております。

滝山城は、武蔵守護代である大石定重が1521年(永正18年)に築いたといわれますが、築城については現在でも諸説あります。
最近の研究では、永禄10(1567)年までに北条氏康の三男・北条氏照が築城して、氏照の本拠地となったようです。

城は、多摩川や秋川を堀に見立て、多摩川台地を利用した平山城で関東随一の規模を誇ったそうです。
しかし、永禄12(1569)年、小田原北条氏と甲斐・武田氏との甲相同盟が破棄され、北条氏と上杉謙信との相越同盟が結ばれたことに危機感を抱いた武田信玄は、小田原を攻略することになりました。

北条氏の支城である滝山城も永禄12(1569)年9月26日に甲州から小田原攻撃に向かう武田信玄の軍勢に攻められ、落城寸前にまで追い込まれたそうです。
そのため、氏照は標高445m(比高約240m)の深沢山(城山)に八王子城を築城し移転することになりました。



本丸跡
現在は東京都立公園「滝山自然公園」になっている




縄張り図
図:(C)特定非営利活動法人 滝山城跡群・自然と歴史守る会





大手口に通じる山道

三の丸下の濠跡
 
濠跡



三の丸跡
草に覆われていてわからない

二の丸へ続く道
道が狭くて攻撃できにくくなっている


千畳敷

氏照の時代には「迎賓館」のような建物があったといわれている。



本丸

中の丸



中の丸


本丸へ続く木橋



木橋の先に虎口があって本丸へ続く


本丸跡

本丸に建てられた碑

霞神社
ここは日露戦争で亡くなった方々を祭っている


本丸からの眺め

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