上山城(かみのやまじょう)模擬天守
|
上山城(かみのやまじょう)は、上山義房の子である高楯城主・武衛義忠が天文4(1535)年に築城した平山城である。月岡・天神森に築かれたので別名月岡城といわれている。
出羽国の大名・最上氏勢力の最南端に位置し、米沢の伊達氏や上杉氏との攻防の最前線となっていた。
元和8(1622)年に最上騒動と呼ばれるお家騒動を 理由に最上家は改易されたため、能見松平家の松平重忠が入城し上山藩を立藩。その後土岐順行が、寛永5(1628)年から二代60余年にわたって上山藩を運営した。しかし、元禄5(1692)年に土岐氏は越前野岡へ転封され上山城は、幕命により取り壊されてしまった。
|
|