龍野城は、1499(明応8)年、赤松村秀が鶏籠山(けいろうざん)山頂に築城したのが始まりとされる。
その後4代・赤松広英が、信長による秀吉の播州征伐により1577(天正5)年に開城して、蜂須賀正勝が入城した。
数回城主交代があった後、1637(万治元)年、京極高和の丸亀移転の際に破却され天領となった。
そして、1672(寛文12)年に信州飯田から脇坂安政が五万三千石で入部した際、山頂の郭は放棄され、山麓居館部のみの陣屋形式の城郭になった。
現在の本丸御殿は当時の古図に基づき1979年に再建されたもの。 |
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龍野城(霞城) |
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龍野城・隅櫓
(龍野神社からは市内が一望できる) |
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大手門の枝垂桜 |
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大手門から本丸への登城道 |
隅櫓 |
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隅櫓 |
龍野城本丸御殿と桜
1672年に信州飯田から脇坂安政が入部したが、時代は太平の世でもあり、また安政が外様大名であった関係で(幕府の怒りを買わぬように)山麓居館部のみの陣屋形式の御殿にしたといわれている。 |
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龍野城本丸御殿
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龍野城本丸御殿の中庭・日本庭園
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高麗門 |
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「赤とんぼ」の作詞者の三木露風が、生まれた町でもある播州・龍野は、「童謡の里」とも呼ばれています。
揖保川の清流、龍野城とその城下町、伝統ある商家の町並みが、その詩情を感じさせます。 |
三木露風先生像(1889―1964) |
鶏籠山のふもとにある「赤とんぼの歌碑」。 |
龍野の風情ある町並み |
醤油資料館 |
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