小谷城は、浅井(あざい)家が3代にわたって居城としていました。場所は、長浜市の小谷山(495.1m)にあり、中世三大山城のひとつです。築城は1524年ごろ。
琵琶湖・湖北の大名・浅井長政へ戦国一の美女といわれた織田信長の妹・お市の方が嫁いで、その間に生まれた3人の娘(茶々、初、江)ゆかりの城です。
結局、浅井長政は、同盟を結んでいた朝倉氏に義理を立てして織田信長と敵対し、その戦いに敗れて浅井家は滅亡してしまいました。
そして、小谷城攻めに功績のあった羽柴(豊臣)秀吉にこの地を与えられましたが、秀吉は琵琶湖畔の今浜(長浜)に城を築いたために、そのまま小谷城は廃城となってしまいました。
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