国指定特別史跡・特別名勝となっている一乗谷は、戦国大名・朝倉孝景から5代約100年にわたって朝倉氏が越前(福井県)一帯を支配した城下町。下城戸から上城戸まで約1.7kmの狭い土地に、往時は1万人余りが生活していたという。
昭和43年(1968)から発掘調査が始まり、一乗谷川沿いの狭い地域に朝倉義景館をはじめ、武家屋敷、町家、神社仏閣などが整然と配置されていたのが発見された。
発掘された一部に往時の建物を建造し復原町並みとして保存している。
また、朝倉館の後方の山に一乗谷城・本丸、二の丸を構えていたという。
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