曹洞宗高岡山「瑞龍寺」
瑞龍寺は、加賀藩2代藩主前田利長の菩提寺で、今から約350年前の天保2年(1645年)に着工され、完成までに約20年もの歳月を経たそうです。
敷地面積36千坪(高岡城の約半分の広さ)に、伽藍が配置され、山門、仏殿、法堂は1997年、富山県で初めて国宝に指定された。総門、禅堂、大庫裏、回廊、大茶室は国の重要文化財。
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法堂
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高岡大仏
日本三大大仏といえば、奈良の大仏、鎌倉の大仏、そして、高岡の高岡大仏です。
高岡大仏の歴史は古く、始まりは1221年頃までさかのぼります。
当時、摂津国の源義勝が越中に移り、二上山麓に1丈6尺(約5メートル)の木造大仏を造営したのが始まりといわれています。
その後、慶長14年(1609年)に前田利長の高岡城築城とともに現在の大手町に移されましたが、木造の大仏は大火により2度消失し、さらに明治33年(1900年)の大火でまたまた消失してしまいました。
昭和8年(1933年)5月に、400年の伝統を誇る高岡銅器の職人の手によって大仏が完成し、開眼式が盛大に行われました。
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