春日山は、戦国の名将・上杉謙信公の居城として知られる春日山城があった場所。
標高180mの頂にある春日山城は、複雑な自然の地形を巧みに利用した堅固な城塞となっている。
また、春日山の裾野には、約1.2kmの堀と土塁で回りを固めた防御線があり、山中には人工的に造られた空堀や土塁があって難攻不落の城となっている。
ところで、春日山城は、越後守護・上杉氏が関東・北陸・信濃への交通の要衝地・越後高田を監視する役割を担っていた。
そして、この地を守護代の長尾氏が代々守っていた。
その後、長尾景虎が上杉憲政の養子となり、関東管領職として上杉謙信を名乗ることになる。
春日山城の規模が拡大したのは、上杉謙信のときで、跡継ぎである上杉景勝とその名参謀・直江兼続の時代に黄金期を迎えた。
戦国時代の城は山城が多く、この春日山城もアップダウンがきつく、登城のため毎日山へ登る部下達は大変だったでしょうね。
|