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◆ 城下町てくてく歩き(松代城)
城を訪ねて、てくてく旅

(長野県・松代町)
 


海津城跡碑
廃城後は、建物が壊されてしまったが、1981年に、現存する城郭建築である新御殿(真田邸)とともに国の史跡に指定された。
1995年から発掘・文献調査をもとに、櫓門・木橋・石垣・土塁・堀などの修理・復元がされている。

松代城は、海津城とも呼ばれ永禄3年に武田信玄によって築城されたもの。時の城将は高坂昌信。
また、信玄と上杉謙信との川中島の合戦の舞台となった城でもある。その謙信が陣を構えた妻女山はすぐ目と鼻の先にある。

天正10年、織田信長により武田氏が敗れ、戦功のあった森長可が城主となったが、その信長が本能寺に倒れると、上杉景勝の支配するところなった。
その後、上杉景勝の会津移封によりこの地は秀吉直轄地となるが、慶長5年に森忠政、慶長8年に家康の六男・松平忠輝が城主となった。しかし、忠輝は改易され、酒井忠勝が10万石で入封する。

元和8年に真田信之が10万石を領して入封し、以後明治まで真田家の時代が続いた。




復元された太鼓門




太鼓門と前橋

太鼓門
本丸正面に位置している。

東不明門前橋
発掘調査時に橋脚が発見された。

戌亥の櫓台

北不明門全景
当時は天然の堀・千曲川に面していたという

千曲川に面した城郭

北不明門入場口

北不明門
本丸搦手(裏側)に位置しています



池田満寿夫美術館

太鼓門の前には、長野市出身の国際的芸術家の名を冠した唯一の美術館・池田満寿夫美術館がある。

初期の油絵,水彩画,最晩年の陶彫シリーズ「土の迷宮」など多様な作品・資料を収集し,企画展・常設展で公開しています


昔、学生時代に乗った日比谷線車両が
長野電鉄で走っていた。
懐かしくて涙が出そうで出なかった。



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