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                                                 はじめての山菜採り   .


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今年(2011.4.30)で4回目の山椒摘みです。すっかり我家のゴールデンウィークの行事になりました。

現地に到着すると、昨年とは様変わりの状態になっていました。

今年は伐採した杉を運ぶ道ができていました。

昨年はこのような状態

2011年は山に重機が入り、杉の木の成長を妨げる雑木が伐採されて、山椒の木も大分少なくなってきたようです。
今年は、2時間たっても収穫した山椒の葉もあまり多くはありませんでした。あと1時間で帰ろうということになり、新しい道の少し奥に入ると、立派な山椒の木に出くわしました。
飢えた(風貌からして)狸?族がエサを漁るようにて、例年以上の山椒を収穫したのです。
しかし、佃煮にするための時間・・・選別、洗浄、調理・・・が、その分かかったのは言うまでもありません。どっちがよかったのやら・・・・。

ところで、今年でこの場所は最後かも・・・との話です



ヨメさんの友人・トミエさん夫婦に山椒採りに誘われたのが2008年のこと。
その時にいただいたのが山椒の葉の佃煮で、これを温かいごはんにのせて食べると「これはもうホッペが落ちる」ほどのおいしさに感動。
ほのかな山椒の香りと口中がピリリと痺れる感覚が病み付きに。(これじゃぁ薬物中毒患者並ですね)
ところで、毎年、山椒採りをするのはご主人のモリイチロウさんの担当とか。(私は水彩画をやっているモリイチロウさんを尊敬の念も込めて"画伯"と呼ばせてもらっている)
その山椒の佃煮をご馳走になったときに、私が沢山食べるものだから、画伯は「モウロクさん!これは山に入って山椒を採るところからはじめなければ・・・」と、暗に山椒採りの苦労を知るべきという流れになってしまっていたのです。
そんなわけで、4月の下旬に栃木山中の「ヒ・ミ・ツ」の場所へ行くことになりました。

 

デコボコ道が続く林道を登っていきます

山は新緑で緑のグラデーションがきれいです

我々のために山椒の植えてあるポイントを事前に調べておいてくれました。
場所が分らなければ大変なことになります。(感謝)


画伯は急坂をさらに上へ
(私より10歳上です。ビックリ!)


「ヒ・ミ・ツ」の場所だけに
たくさんの山椒の木が自生していました

青々とした新芽

最初は山菜採りに気乗り薄すのヨメもコーフン気味。
しかし、この後ヨメは大きなカゴを抱えて崖から滑り落ちてしまいました。


来年のことを考えて丁寧に新芽を摘みます

山の斜面で小休止

青々とした新芽が沢山取れました

タラの芽
ラの芽は誰もが知っている山菜の王様です。

案内されたタラの芽のポイントには休日明けもあってすでに沢山の人が入っていてほとんどありませんでした。
そこで、崖をさらに下って奥に入っていくと、とんでもない高さのところにいくつかのタラの芽がありました。
他の人たちはあまりの高さに断念した模様ですが、猟犬のようになっていた私は画伯に懇願し挑戦することにしました。
二人で知恵?を絞って持参したロープ、高枝バサミなどを駆使して低く引き寄せついにタラの芽を確保しました。
タラの芽を取るとき幹を切ると木が死んでしまうので、先っぽを切り取るように最善の注意を払ったことは言うまでもありません。

タラの芽は何といっても天ぷらですが、網の上で焼きながら味噌をつけて食べる味噌焼き、ゆでておひたしなどはサイコーですね。





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 山は春の草花で一杯
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080422

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