暴走老人・ペルーのたび(マチュピチュまでの道①)  . 
 

 
クスコからマチュピチュへ  

マチュピチュまでの道

マチュピチュ遺跡が米国人ハイラム・ビンガムによって発見されたのは、1911年7月24日のこと。
地元の少年の案内で見つけたのだから、ビンガムさんが発見したというのも変な話ですが・・・・。
それはともかく、16世紀の半ばから長年にわたってその存在が公になっていなかったのは間違いなく、ビンガムさんも見つけた時は超ビックリしたでしょうね。


マチュピチュは、(写真で勝手にイメージを膨らませていましたが)標高2400mの独立峰の山の上にあるかと思っていました。しかし、上図のような位置にあり、麓のマチュピチュ村から標高差400m上った場所にありました。高い山の上に開けた町という印象でしたが、実際はそうではなかったのでビックリ。

マチュピチュは、クスコ(標高3400m)からインカ道(街道)を下った標高2400mのところにあります。だいたい富士山の5~6合目にあたります。
そのようなわけで、クスコで高山病になった人もマチュピチュでは快調になっていました。
クスコからのアクセスは、バスでチンチェーロ峠を経由して、ペルー鉄道の乗車駅オリャンタイタンボ駅まで約80kmを走ります。
途中のチンチェーロ峠は、富士山の頂上にも近い標高(3700m)があり、かなり空気が薄めです。
そこから一気に山を下って、オリャンタイタンボの町へと走ります。
オリャンタイタンボ駅からペルー・インカ鉄道に乗車して約1時間20分でマチュピチュ村に到着します。
ガタガタ揺れるインカ鉄道は、ウルバンバ川に沿って走り、アンデスの山々が間近に迫ってすばらしい風景が続きます。
by the way
日本のマチュピチュといわれる兵庫の竹田城は標高差250m。また、天空の城といわれる岡山の備中松山城は麓から標高差390mなので、マチュピチュ(標高差400m)とどっこいどっこいなのですね。

チンチェーロ峠

チンチェーロ峠(標高
3700m)からのウルバンバの町

チンチェーロ峠から臨む4~5千m級の山々

チンチェーロ峠では、地元の人たちが土産物を売っていた
オリャンタイタンボ駅

オリャンタイタンボ駅

オリャンタイタンボ駅のホームまで土産物屋が続く

インカ鉄道

ペルー・インカ鉄道の車内


アンデスの山々が続く

ウルバンバ川に沿って列車は走る

マチュピチュ駅

マチュピチュ駅へ到着



クスコからマチュピチュまで110km 
 
マチュピチュ駅舎


マチュピチュ村


マチュピチュ村

シャトルバスの発着場が見える
マチュピチュ村からマチュピチュ遺跡へは、標高差400mの九十九折(つづらおり)の坂道をシャトルバス(約30分)で登ることになります。
この坂道は、ハイラム・ビンガム・ロードと呼ばれていて、マチュピチュ遺跡の発見?者で米国人のハイラム・ビンガムにちなんで名付けられました。



|◆ZONE A(エントランス)  |◆ZONE B(インカ道・インティプンク) |◆ZONE C(見張り小屋)
ZONE D(主神殿・インティワタナ)ZONE E-1ZONE E-2


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