暴走老人・ペルーのたび(クスコ旧市街①)  . 
 

 
クスコ旧市街  

クスコ (Cusco;Qusqu) は、ペルーの南東部にあるクスコ県の県都の地名。アンデス山脈の中の標高3,400mの地にある。なお、「クスコ」はケチュア語で「ヘソ」を意味する。人口約30万人。

クスコ市の旗

クスコは、11~12世紀頃に太陽神を崇拝するインカ帝国の都として栄えた。15世紀後半にはペルー・アンデスの全土と、さらにコロンビア、エクアドル、チリにまたがる一帯を征服してインカ帝国を建設した。
 しかし、1533年スペイン人ピサロらによってインカ帝国の最後の王アタワルバが処刑され、インカ帝国は崩壊してしまう。

スペイン人は、太陽の象徴である黄金で彩られた神殿や宮殿を破壊し、その中にあった金銀を手当たりしだい略奪していった。
 

 
  そして、破壊した神殿や宮殿の跡にスペイン風の教会を建設していった。 
現在のクスコは、インカ時代の美しく精巧な石組みとその上に建つスペインの建築物が融合し独特な雰囲気が漂っている。
 
 クスコは富士山8合目と同じ標高にあり、高山病になりやすい。
私は九寨溝(3500~4000m)で高地の経験済みでその時は大丈夫であったが、クスコの市街地をウォーキングしているときに頭が重くなってきた。これが高山病かと、酒を飲むのを若干控えた。
 
 
 

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