古希を迎えた元小学生24名が、地元尾山台へ参集しました。 あれ(卒業）から、ナント57年!!　面影も若干残るとはいえ久しぶりに出会う顔に、とまどう元少年少女たちの姿がそこにありました。

一人一人の自己紹介も、制限時間2分というのに、年寄特有の時間の概念が全く失せてしまっているので話が終わらず収拾がつきません。もっとも、聞いている方も人の話を聞かないお年頃なので、一向に構わないのですが････。 そんなこんなでお互いの近況を知り、昔話に花が咲き楽しいひと時を過ごしました。

しかし、今や天下の実権を握った元気な元乙女たちに比して、元少年たちの生気のなさが気になるところです。 女性の平均寿命は87才ということなので、この分だとあと15~16年後には女性だけでこのクラス会を開催することになるのでしょうね。

また、家族から「ゆっくり楽しんできてね」と送り出されて(追い出されて）きているせいか、時間もたっぷりある参加者は懇親会終了後に、尾山台小学校の見学へと出かけました。 古希を迎えた卒業生の訪問に校長先生はびっくりし、そして、特別に校庭見学をさせていただくことができました。 60年前に走り回った校庭を、今度はゆっくりと徘徊しながら遠くなってしまった思い出を反芻するのでありました。

カナダから一時帰国している矢野修三君を迎えてのクラス会は大盛況の内に終了しました。 世話役の皆様、ご苦労様でした

ふぐたマスオ記