黄龍は、四川省の省都・成都から230kmのアバ・チベット族チャン族自治州・松潘県にある景勝地。
1992年に世界遺産(自然遺産)へ登録されました。
世界有数のカルスト地形の湖沼群から成る黄龍は、岷山山脈の南側にある玉翠峰(標高5160m)の山麓に広がっています。全長7.5kmの峡谷(黄龍溝)には、約3400もの湖沼があるといわれ、多くの湖沼が棚田のように連なり、その姿が龍のウロコのようになっています。(トルコのパムッカレに似ている)
この地域にはジャイアント・パンダやキンシコウといった絶滅に瀕した動物たちも生息しています。
なお、「迎賓彩池」(標高3100m)から「五彩池」(標高3560m)までの約3.7kmの区間が黄龍風景区として整備されています。
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中国はすごい!2003年に標高3450mの山岳地帯を切り開き約3200mの滑走路を持つ九寨黄龍空港を開港してしまった。その結果、従来バスで成都から約10→12時間かかる所要時間が40分に短縮されたのです。・・・が、結局のところ、九寨溝に宿泊すると黄龍まで約140kmの山道を3時間以上近くかけて4000m級の峠(雪山梁)を越えて走ることになるのです。標高が高いのため酸欠で青息吐息の人も出てきます。 |
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