5.八幡神社(毘沙門天)
毘沙門天は、もとはインドでからやってきた神様。財富の神クベーラの別名であったが、仏教に採り入れられて四天王の一つとなり、多聞天ともいう。 七福神では、融通招福の神として信仰されている。
永承5(1050)年に、千住に滞陣した八幡太郎源義家が、千住神社に本陣を置いたという。
その際この地に白幡を立てたとされ、神前に奉納された扇を祀ったのが八幡神社の始まりとされています。
6.河原町稲荷神社(福禄寿)
福禄寿の由来は中国の道教です。福禄寿は、幸福の福、身分や財宝をあらわす禄、長寿を表わす寿の三文字からなっています。 開運の神様と崇められています。 この神様は食物・商売繁盛・出世の神さまでやっちゃ場(千住市場)の守護神でありました。 戦災で焼失し、現在の社殿は昭和41年に建造されたもの。
明治39(1906)年建設の「千住青物市場創立三百三十年祭記念碑」が立っています。
弁財天は、もとはインドのサラスバティー川の河神であり,七福神中の紅一点、唯一の女神です。日本に伝わった当初は、弁才天と呼ばれていました。 弁財天は、弁天様として親しまれ、音楽・弁舌・福徳・知恵・財宝をつかさどる女神として信仰を集めています。 元和2(1616)年に現在地に遷座し、千住掃部(かもん)宿の氏神となり、境内社に関谷天満宮、千寿七福神の弁財天があります。