江戸元禄時代から水陸交通の要衝として商業が栄えていた柳井市は、吉川(きっかわ)氏の藩政時代には岩国藩の金銀、衣類、調度・諸器具を扱っていたところで吉川氏の「お納戸」と呼ばれていました。 JR柳井駅の近くにある古市・金屋地区の白壁の町並みは、東西約270mにわたって漆喰塗の大壁造の商家が連なっています。昭和59年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。