ぢい散歩(柳井)   .
柳井・白壁の町並み
 

江戸元禄時代から水陸交通の要衝として商業が栄えていた柳井市は、吉川(きっかわ)氏の藩政時代には岩国藩の金銀、衣類、調度・諸器具を扱っていたところで吉川氏の「お納戸」と呼ばれていました。
JR柳井駅の近くにある古市・金屋地区の白壁の町並みは、東西約270mにわたって漆喰塗の大壁造の商家が連なっています。昭和59年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。




柳井駅


白壁の町並み観光地図 
(C)柳井市観光協会制作



柳井の郷土民芸品・金魚ちょうちん
今からおよそ150年前(幕末の頃)、柳井津金屋の熊谷林三郎(さかい屋)という人が、青森の「ねぶた」を参考に、伝統織物「柳井縞」の染料を用いて創始したとのこと。


町並み資料館
明治40年に周防銀行本店として建築され、今では観光案内所(1F)・松島時子記念館(2F)として利用されている。









小田家住宅・しっくい壁(現在商家博物館・むろやの園)
西日本で有数の油商であった小田家の屋敷。敷地は間口14m、南北に119mの奥行きがあり、その面積は約800坪と国内に現存する町家の中でも最大級のもの。現在は商家博物館として生活用具・文書などが展示している。山口県指定有形民俗文化財。



両側に江戸時代の商家の家並みが続いている



江戸時代中期の豪商の家造りの典型として国の重要文化財に指定されている






甘露醤油
天明年間(1780年代)に高田伝兵衛が岩国藩主の吉川公に献上したところ、芳香にして美味なる醤油を「甘露甘露」と絶賛したのが、その名の由来だとか。


甘露醤油販売元・重枝醤油店

甘露醤油販売元・佐川醤油店


甘露醤油資料館(佐川醤油蔵)



やない西蔵
 大正末期に建設された木造平屋建・白壁土蔵造りの建物は、昭和55年頃までは醤油蔵として使用されていた。
現在は金魚ちょうちん作り・柳井縞の機織り体験などの体験工房として複合型観光施設に生まれ変わ
っている。


国木田独歩の旧宅

明治の文豪・国木田独歩の旧宅
国木田独歩は青年時代の数年間を柳井で過ごした
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