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ローマ市内 |カテゴリ ローマ歌劇場


ローマ歌劇場


ローマ歌劇場(ホームページ
事業家コスタンツィにより1880年に建てられ、イタリアのミラノ・スカラ座、ベニス・フェニーチェ劇場などと並ぶ名門の歌劇場。
外観は質素だが内部は豪華。幕間の休憩時間にはホワイエでシャンパンなどを飲みながらくつろぐ人々の姿はさすが!本場の歌劇場でした。




オペラ座内部は馬蹄形で、プラテア(1階席)の上に4層のバルコニー(ボックス席)が約100、その上に天井が高いガレリア(天井桟敷)があります。総座席数1,600。

オペラ座・座席配置図



ワインレッドの壁に金箔の装飾が映える豪華な場内。
中央のバルコニー席は大統領貴賓席

オペラ座の天井にある豪華なシャンデリア 

ヴェルデイ作曲「イル・トロヴァトオーレ」 チケット

娘と鑑賞
開演時間20:30まで人影はまばら


ヴェルディ像前にて
  


Il Trovatore  ♪ 進軍ラッパを吹き鳴らせのシーン
指揮:Paolo Carignani
 
Il Trovatore  第二幕カーテンコール


Leonora: Dimitra Theodossiou



イタリア出身でフランクフルト歌劇場の音楽監督であるカリニャーニは、すでにウィーン・フィル、ベルリン・フィルへの客演をはじめ、ヨーロッパを中心に活躍。2004年8月初来日。
CAST

Manrico: Dario Volonte/ Ivan Momirov
Leonora: Dimitra Theodossiou/
       Ines Salazar/ Karia Pellegrino
Conte di Luna: Stefano Antonucci
           / Marco Chingari
Azucena: Elisabetta Fiorillo
       / Marianne Cornetti
Ferrando: Ildar Abdrazakhov/ Carlo Cigni
Ruiz: Enrico Cossutta

 Orchestra e Coro del Teatro dell'Opera
   
     Direttore: Paolo Carignani
            パオロ・カリニャーニ

lI Trovatore(ヴェルディ作曲)

オペラ「イル・トロヴァトーレ」はスペインのグティエレス=Gutierres(1812-84)の戯曲「吟遊詩人El trovador」(1836年初演)に基づくオペラ。

物語は15世紀の初頭のスペイン東北部アラゴンの首都サラゴサのルーナ伯爵のアリアフェリア宮殿とビスカヤ山麓で展開する。
アラゴンでは王位継承をめぐって皇太子フェルディナンドとウルジェル伯ハイメが争っていた。
ルーナ伯爵は皇太子派で、マンリーコ(吟遊詩人、実はルーナ伯の弟ガルシア)はウルジェル伯に仕える隊長である。
弟のガルシアは、赤ん坊の時に誘拐されて行方不明となり、ジプシーに育てられていた。
そして、ルーナ伯爵は、マンリーコを弟とは知らず闘う羽目に。その結果、最後は弟が死んでしまうという悲劇。何故このような結末となってしまったワケには意外なカラクリが・・・・。スジはかなり荒っぽいですが、ヴェルディの傑作オペラの一つです。

ところで、この歌劇には高校の音楽の時間に唄ったアンビル(鍛冶屋の)コーラスなどなじみの曲もありますが、その大部分は「?」だったので、往路の飛行機の中で何度もCDを聴いて全編の流れを把握して鑑賞しました。その甲斐もあり4時間という時間も気にならず大変楽しめました。終演時間は深夜0時過ぎでした。

 チケットは、事前に日本でインターネットにより空席状況を確認して、当日昼にオペラ座へチケットを買いに行きました。イタリア語は不要で英語が通用しますが、窓口では座席一覧をディスプレーに表示してくれるので、希望の場所を指させばOKです。したがって、一言もしゃべらなくて済みます。  料金は日本でいうところのS席が約6000円弱。前から十番目の席で大変よい場所でした。ラッキー!


    


 
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