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カテゴリ ローマ市内 | ローマ歌劇場

ローマ市内


                      Roma was not built in a day.
「ローマは一日にしてならず」、「すべての道はローマへ」、また、レスピーギの名曲「ローマの松」など三部作などローマを主題としたものはたくさんあります。古代ローマ大帝国時代、中世、ルネッサンス時代を経た2500年の歴史を持つ古い町です。
7つの丘に囲まれ、テヴェレ川のほとりに広がるこの町は、キリスト教の総本山ヴァチカン市国を抱え、ローマ教皇のお膝元として繁栄してきました。



映画「ローマの休日」で有名なスペイン広場

トリニタ・ディ・モンティ教会
フランス国王ルイ12世の命により1585年に完成。
■トレビの泉
教皇クレメンティウス12世の命によって、1762年に完成した。泉のデザインは建築家ニコラ・サルヴィがコンペで選ばれ担当した。
泉の後方の宮殿をデザインに取り込み、中央には二人のトリトーネが引く馬と海神ネプチューンの彫像がたたずむ。
この泉には、肩越しにコインを投げ入ると再びローマを訪れることができ、2枚投げると好きな人と結ばれ、3枚投げると離縁することができる、といわれています。娘は2枚。私は仕事は投げますが、コインは投げませんでした。
  
    



遺跡漫歩


コロッセオ

フォロ・ロマーノ

ヴェネツィア宮殿

カンピドリオ広場

真実の口
(コスメディアン教会)

■ コロッセオ

コロッセオは、ローマのシンボルとなってる人と猛獣が戦った古代ローマ時代の闘技場。
直径 188メートル、周囲 527メートル、高さ57メートル、4階建て、収容人員は5〜8万人という石とレンガで築き上げられた巨大な競技場である。
紀元72年にヴェスバシアヌス帝の命により着工され、8年後、息子のティトゥス帝の時代に完成した。外観は美しいアーチ型が並ぶ4階建てで、1階はドーリア式、2階はイオニア式、3階はコリント式と様式の違うアーチで飾られている。1階には皇帝が、2階には市民が座り、中では人や猛獣が死闘を繰り返し、古代ローマの人々を熱狂させていた。今では猛獣の檻が置かれていた地下倉庫だけが、血生臭い戦いを物語っていいる。

柴田さん(実は「つんくユニット・メロン記念日」のお母さん)と娘(右)

コロッセオ内部    (絵葉書)


■ フォロ・ローマノ

ローマの町は、至る所で遺跡を発掘している。特にベネッツィア広場から、コロッセオへ向かう、フォーリ・インペリア通りの南側は、フォロ・ロマーノの遺跡が発掘中である。
このフォロ・ロマーノは英語の「フォーラム」を意味しているが、古代ローマの政治・経済・文化の中心地であった。
紀元前6世紀に下水道の整備が進み町が大きくなるにつれて、人々が移り住み神殿や元老院、裁判所ができて賑わっていた。

なお、19世紀になって発掘が始まり、現在も発掘中

イオニア式の8本の柱はサトゥルヌスの神殿跡。
紀元前497年にサトゥルヌス神に捧げられて建てられた

コリント式の3本の柱はヴェスパシアヌスの神殿跡
後方はヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂

フォロ・ロマーノの遺跡
左側がヴェスパシアヌスの神殿跡

ティトゥスの凱旋門
ティトゥス帝が70年にエルサレムを征服したのを称えて作られたもので、フォロ・ロマーノのメイン・ストリートの「聖なる道(Via Sacra)」の、最も高い丘に建っている。


■ヴィットリアーノ
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂(ヴェネツィア宮殿)
イタリアを統一した初代国王を記念して1911年に建てられた。その威容は遠くからもはっきり確認できます。

ヴェネツィア広場

ヴェネツィア広場から臨む記念堂(ヴェネツィア宮殿)

■ カンピドリオ広場

ローマ帝国の中心だった遺跡フォロ・ロマーノを見渡すことができる小高い丘の上には、ミケランジェロが設計した「カンピドリオ広場」があります。この広場の地面は幾何学的な模様でデザインされています。
中央にはローマ皇帝マルクス・アウレリウスの騎馬像が据えられています。(レプリカ像:本物は隣の美術館内に設置)
広場を挟んでカピトリーノ美術館と向かい合う同じデザインのパラッツォ・ディ・コンセルヴァトーリがあります。

幾何学模様のカンピドリオ広場と
中央には
マルクス・アウレリウスの騎馬像が

コンスタンティヌス帝像の頭部

中央階段右のミケランジェロの彫刻


■ 真実の口(コスメディアン教会)  .

「真実の口」のあるサンタマリア・コスメディン教会


オードリ・ヘップバーンの「ローマの休日」で有名な「真実の口」


◆ローマのスリ集団

娘の買い物に付き合うのも飽きたので、地下鉄に乗ってスペイン広場に行くことにしました。キップ売りの売店を出たところ、小太りのイタリアのおじさん(私もおじさんですが)が、私に「あんた日本人でしょう」と日本語で話しかけてきました。私はピサの斜塔の一件があって、「スリに気をつけろ」と娘から教育的指導を受けていた身なので、「ホラ、きた!」と警戒したことは言うまでもありません。
なんと!そのオヤジも「私も地下鉄に乗る」と言ってついて来るのです。
地下鉄のホームへの通路は長く、おまけに薄暗く、人影もまばらで「やばいなぁ」と思いつつ、会話も上の空で早足でホームへ向かいます。


           地下鉄のキップ


そして、ようやくホームに着き改札口の近くの人が沢山いるところへ並ぼうとすると、「こっちへこい」というのです。「コイツ。ホントに怪しげなやつじゃ」と、イヤイヤをするのですが、こっちへ来いというので仕方なく後方へ移動しました。一層警戒感を強めていると、そのオヤジは「人が沢山乗る乗車口はスリが多い」と、思わぬことを言うではありませんか。そして「あんたみたいな日本人が一番やられる」と。
私にはスリに狙われる要素・・・@デジカメ持って、いかにも観光客!風、そして、Aこぎれい?な風体、B日本人のオジサン(オバサン)と三拍子揃っているようです。ほめられてもねぇ。
きたない電車がホームへ入ってきました。乗車し、そのオヤジが指差す方をみると、先ほど並んだ乗車口で人が揉みあっています。車内はガラガラなのにと、不思議に思っていると「あいつらスリだ」とそのおやじさん。よく見ると4〜5人の少年が入口をバリケードにしてもみ合い状態の中で客のポケットへ手を突っ込んでいるのです。ビックリしたなもぅ。
ところで、このオジさん、数年間横浜に住んでいたそうです。
地獄で仏とはこのことでしょうか。改めてそのおやじの顔をみてみると、まぁ品の良い、人のよさそうな顔をしているではありませんか。
人の気持ちで、よい人にも悪い人にも見えてしまうものですね。反省しました。なお、ローマ三越の周辺の道路には、簡単に獲物を見つけられというわけで、日本人目当てのスリが沢山いるそうです。用心してください。


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