イタリア  お達者ワンダーランド   ポンペイ・ナポリ  .
    イタリア
ルネッサンス紀行

  Menu HOME
 ミラノ   ベニス   ピサ   フィレンツェ   ローマ   ヴァチカン  カテゴリ ポンペイ・ナポリ 

 
 Fl111_it.gif (697 バイト)   POMPEI   Fl111_it.gif (697 バイト)
ポンペイ遺跡
ポンペイは紀元前8世紀ごろから、ギリシアの植民都市として発展し、後にローマ帝国に統合されてからは、貴族たちの別荘地として愛されていた。しかし、西暦79年8月24日のヴェスヴィオス火山の大噴火によって、一瞬にして滅亡してしまった。都市全体が火山灰に埋もれ続けていたために、18世紀にカルロス3世によって発掘されるまでローマ時代の街並みをそのままの姿で保存されることになった。見どころは、出土品が展示されている博物館、街の中心部に位置するヴィーナスの神殿、バジリカ、イオニア式の円柱が並ぶアポロ神殿など。どの遺跡も保存状態がよく、古代へのロマンをかきたてられる。
大通りには、石畳の車道と歩道、車道の石畳には戦車や荷車のわだちと下水道の排水溝。また、通りの脇にある水飲み場、鉛の水道管、パン屋の石臼やかまど、公衆浴場、住宅の中庭や壁画、床のモザイクタイル、2000年前の当時の生活がそのまま残っており文明の高さにはビックリしてしまう。


ポンペイ遺跡への入口となるマリーナ門

バジリカ(紀元前100年位?)
ポンペイの町で最も古く重要な公共建築物
裁判所として使われた。


  フォロ(公共広場)
ポンペイの町の中心となっていた広場。広場の周囲にはバジリカ、役所、会議室、商業・経済に関係ある大きな建物が並ぶ。正面はジュピター神殿と凱旋門、遠くにヴェスヴィオス火山が見える。

エウマキア
当時の主要産業であった毛織物の守護神であるエウマキアの巫女が建て、布地の陳列や保管、売買の交渉に使われた。

 


メインストリート/アッボンダンツァ通り

メインストリートにある馬車の車止め?

アッボンダンツァ通り
車の轍の跡の残る石畳の道路。雨が降ると車道が排水路となって雨水が流れるので、3つの大きな石を飛び石に使う。
飛び石の幅は馬車の轍の幅の間隔であるそうな。

雨が降ると車道が排水路となり、
その雨水を排水溝で流す。
歩道下の網戸?が排水溝

街角道路脇にある公設水道。
蛇口には人間の顔や動物が彫られており、口の栓をはずすと水が出る様になっています。ビックリ!


 

ヴェッティの家

玄関を入ると薄暗い部屋がありますが、天井を見上げるとそこには四角い明かり窓が。しかし、この明かり窓には意外な仕掛けが。実は雨水を下で受け取れるように屋根が中央に向かって下がっており、床は貯水場となっています。

     

オデオン(小劇場)
収容人員は1500名。ピラミッド形の固定の屋根が掛けられ、音楽やパントマイムなどの催し物に使われた


 


スタビアーナ浴場と屋外運動場

ポンペイで最も古い浴場。運動場にはプール(写真中央)があります。
運動場でのスポーツをした後に水浴をするという、今で言うスポーツクラブですかね。






スタビアーナ浴場の浴室

 

壁画

ファウノの家の床のモザイク


逃げ遅れた市民の苦悩の表情までもが再現

モデストのパン屋の釜

かまどの遺跡
 
 
Fl111_it.gif (697 バイト)     Napoli     Fl111_it.gif (697 バイト)      

■ ナポリ

ティレニア海に臨む、風光明媚なカンパーニア州の州都ナポリはローマ、ミラノに続くイタリア3番目の大都市。ヴェスヴィオ火山を遥かに望み、世界3大美港の1つにもかぞえられ、風光明媚なイタリアを代表とする都市。世界で最も美しい海岸線と讃えられるナポリ湾には紺碧の海が広がり、湾を囲むように伸びた半島の岬には「ソレント」、対岸の「カプリ島」などのリゾート地を抱える。まさに地中海と南イタリアの魅力を凝縮したかのような港町。


「ナポリを見て死ね」といわれた美しいナポリ・メルジェリナ港

しかし、治安が悪いという理由で、ナポリは自由行動なしでした。
ジプシーの子供のスリ集団に襲われた私もこれにはナットク。


ヴェスビオ火山


■ ヌォーヴォ城(Castel Nuovo)
王宮の隣に位置する、ルネサンス様式の傑作のひとつといわれる美しい重厚感溢れる城。13世紀にフランスのアンジュー家出身のシャルル1世がフランスの城をモデルに建造した。15世紀にはスペイン・アラゴン家のアルフォンソ1世が王となり改築。現在は美術館として公開されている。塔の間に建つ凱旋門には王の活躍を称える彫刻が刻まれる。





ナポリ・ドゥオモ

 
 ヴァチカン  | 画面上部へ戻る | HOME |  TOP
inserted by FC2 system