♪♪・・・なじかは知らねど 心わびて・・・・
おなじみハイネのローレライの歌です
ライン川はスイス・アルプスのトーマゼーという湖を源に、ドイツとフランスの国境を北に向かいます。ストラスブールを越えカールスルーエの少し南からドイツ国内を流れ、ボン、ケルン、デュッセルドルフなどを通り、オランダ・ロッテルダムから北海へ注いでいる全長1320kmに及ぶ大河です。そのうちドイツを流れるのは698km、ドイツの人たちはドナウ川を「母なる川」と呼び、ライン川を「父なる川」と呼んでいます。ドイツ人の心の拠り所であるこの川には「ローレライの乙女」やワグナーの楽劇のもとになった「ニーベルングの伝説」など多くの伝説が残されています
リューデスハイムからコブレンツにかけての両岸には数々の古城が点在しています。特に、古城の見所がもっとも集中しているのは、リューデスハイムとザンクト・ゴアールの間のおよそ30km(所要2時間)です.遊覧船から見るその風景〜ライン川の丘の上の城、それに斜面を埋め尽くすブドウ畑が織り成す谷間の風景はまるで絵葉書のようでした。
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