今シーズンからの新演出ということで、思っていた感じと相当異なりました。
舞台には大きな椅子があり、開演前でもないのに子供たちが遊んでいます。すると、軽快な序曲がはじまると本格的にオペラが始まります。
全体的に子供も楽しめるようなミュージカル風で、飽きさせませんでした。日本でも公演すればよいのにと、思いました。プラハ歌劇場のみなさんで日本での公演お願いします。
フランス革命の余波に揺れるチェコの小さな村、ハラソフ伯爵・ヴィレームの息子ボフシュは危険思想のジャコバン党の党員と非難されフランスに逃れていた。
数年後、妻のユリエと密かに帰村するが、伯爵はすでに甥のアドルフを後継者に指名していたので、アドルフは自分の地位が危なくなると感じ、ボフシュを捕えて投獄してしまう。
ところで、このアドルフは、領民を苦しめるワルだったのだ。
ボフシュの妻ユリエはコトの次第を伯爵に話し、ボフシュは勘当を許され、親子は和解する。一方、アドルフと悪家老は追放されてしまう。・・・・ というもの。
(第1幕:42分)(第2幕:48分)(第3幕:39分)
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