プラハ/旧市庁舎(天文時計)
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旧市街広場
歴史地区旧市街広場には、旧市庁舎、ティーン聖母教会、宗教改革者・ヤン・フス像がある。
旧市庁舎は、皇帝カレル4世時代の1338年に建設され、以後増改築がされて1945年まで市庁舎として使われていた。
1410年には市庁舎に天文時計が設置され、現在も時を刻んでいる。
天文時計
プラハの天文時計は、1410年に、時計職人ミクラーシュとカレル大学の数学教授ヤン・ シンデルが製作したもの。
16世紀ごろ、時計マイスターのヤン・タボルスキーによって、修復・修正されたが、何度も故障し
1865年から大改修工事が行われた。その時に、からくり人形が加えられ、翌年に、現在の天文時計の姿になった。
第二次世界大戦(1945年)では、ドイツ軍の攻撃を受け、旧市庁舎とともに、天文時計も大きな被害を受けたが、1948年に修復された。
上部の円盤が天動説をもとにした天体の時計になっていて、日付、日の出、日の入り、月の出、月の入りなどを表している。下の円盤は1870年に追加された暦表。
死神(ガイコツ)
毎時正時になると死神が鐘を鳴らす。すると、時計の横側に配置され4つの像が動き出す。
また、からくり窓が開くと・・・・
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からくり窓
ガイコツ風の死神が鳴らす鐘に合わせて時計の上部の窓から12使徒の像が顔を出す。
暦表と像
窓から12使徒の像が顔を出している
旧市街広場
聖ミクラーシュ教会
ボヘミアバロックの代表的な建築家ディーンツェンホファーの設計によるこの教会は、12世紀に造られ、18世に現在の姿になった。
ティーン聖母教会
ヤン・フス派の拠点だった教会。「ティーン」とは税関の意味で「税関の前に建つ聖母教会」という名称です。
宗教改革者ヤン・フスの群像
カレル大学の総長でもあったヤン・フスは、
15世紀当時、腐敗していたローマカトリック教会を批判して火あぶりの刑 にされた。
宗教改革者ヤン・フス像
チエコ.宗教改革の先駆者であったヤン。フスは、カトリック教会を批判し「神の教えは教会にあるのではなく、聖書の中 にある」 と説いた。
1999年に、当時のローマ法王パウロ2世が「ヤンフスの主張は 正しかった」とこの刑について謝罪をしたそうだ。
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