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当日は、午後から小雪が舞い散る寒い日でした。ウィーンは北海道の北、サハリンと同じ緯度にあるためかなり寒いところです。しかし、雪はさらっとしていて、すぐ振り払えば濡れることはありません。傘をさしている人も少ないのはそのためなのでしょう。
ところで、数年前ローマ歌劇場でヴェルディの「トロヴァトーレ」を見た折CDで事前勉強?をして行きました。しかし、ハイライト編であったため、聴いたこともないなじみの薄い場面では時差の関係で気絶しそうになりました。
今回は有名な「椿姫」ですが、あらすじはともかく全曲聴いたこともないので、DVDを購入しある程度全体を把握することにしました。
ところが、DVDを購入しただけで安心してしまい、出発2、3日前になるまで見ず、あわてて(酔っ払いながら・・・)鑑賞することにしました。
ところで、歌劇場の座席には小さな液晶画面がついており、原語はイタリア語なのでドイツ語と英語の訳が表示されていました。
私といえば、時折、「大枚を払ったんだ!」と、何度も呪文?を唱えたわけではありませんが最後まで気絶することなく楽しく鑑賞できました。
にわかオペラファンですが、事前鑑賞なりしてあらすじを把握して見に行くとオペラもよいもんですね。
今度、ヨメに手を引かれて歌舞伎に行くのですが、これからヨメに逆らわず(膝を屈して)教えをこうて鑑賞したいとと思います。
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