上海・魯迅公園は、日本租界時代には虹口公園と呼ばれていました。1928年に日本海軍特別陸戦隊本部があったので射撃練習場として使われていた歴史があります。
1932年4月29日に、この魯迅公園において上海天長節爆弾事件が発生しています。
この事件は、韓国人尹奉吉が君が代が斉唱された際に、弁当箱に仕掛けた爆弾を上海派遣軍司令官白川義則大将へ投げ込み、白川大将は亡くなり、多数の重軽傷が出たというものです。
色々な歴史がある魯迅公園に、戦後、日本から桜の木が寄贈され、春には桜が満開となって上海市民がこの公園で花見を楽しむそうです。
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