800余年の歴史持つ田島祇園祭は、昭和56年に国重要無形民俗文化財に指定されており、日本三大祇園祭のひとつに数えられています。
この祇園祭は地区単位の組織である「御党屋(おとうや)」制度によって脈々と受け継がれており、祭りの期間中は御党屋・代表の党本(とうもと)の家で、さまざまな神事が執り行われます。
祭のハイライトは、23日朝7:30(御党屋の場所により出立時間は異なる)から始まる七行器(ななほかい)行列です。シャンギリというお囃子(はやし)が流れる中を、色とりどりの花嫁姿の女性たちが党本の家を出発して田出宇賀、熊野両神社に向かってゆっくりと歩み進みます。
花嫁さんたちが持っている行器(ほかい)には御神酒、赤飯、魚が入っています。
【祇園祭日程】
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7月 |
22日 |
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宵祭 |
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23日 |
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本祭
七行器行列
神輿行列 |
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24日 |
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太々御神祭祭 |
また、22日と23日には4台の大屋台で、伝統の子供歌舞伎が上演されました。
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